鉄道知識に造詣が深く、鉄道ファンから高い人気を誇るアイドル・豊岡真澄が27日、東京・秋葉原で行われたニンテンドーDS用のゲーム『鉄道ゼミナール JR編』(タイトー)の発売記念イベントに登場した。
豊岡は、1999年に芸能界デビュー。アイドルユニット・P-chicksのメンバーとして活躍する中、鉄道マニアである豊岡のマネージャー・南田裕介氏の影響から鉄道に興味を持ち始め、『タモリ倶楽部』(テレビ朝日ほか)、『特急田中3号』(TBS系)などに出演して知識を披露するなど、"鉄ドル"として活動する。昨年の10月に結婚、今年2月には妊娠したことを機に、引退を発表していた。
イベントに登場した豊岡は「桑田真澄選手とともにダブル真澄が引退します。7~8年間活動してきましたが、寂しいですね……。でも、鉄道界にちょっとは貢献できたと思います。今は達成感の方が大きいですね」と笑顔で挨拶。時折、大きなお腹に手を当てる仕草が見られたが、信号に関するマニアックな知識を披露するなどイベントを盛り上げた。妊娠6カ月という豊岡。「ときどきお腹が動くんですよ。無事に産まれて歩けるようになったら、『北斗星』(寝台特急)や有楽町線(東京メトロ)の10000系とか、私が好きな車両は全部乗せたいです(笑)」と二世教育にも意欲を見せるなど、"鉄ドル"らしいコメントも残していた。
「引退はしますが、ブログは続けます!」とファンにとっては嬉しい報告も |
イベントには、『鉄道ゼミナール JR編』の音楽と検定問題をプロデュースした向谷実(写真左)も登場し、饒舌に同作を解説 |
結婚報道のあった松井秀喜選手を鉄道に例えると? という記者の質問には「松井選手は日本の車両じゃないです。世界を走る車両ですかね(笑)」と豊岡 |
『鉄道ゼミナール JR編』は、鉄道知識を学べる学習ソフト。設問形式で繰り広げられる「鉄道検定」はゲーム感覚で楽しめ、「車両ガイド」や「鉄道用語事典」などのデータベースモードでは、マニアも納得のクオリティーに仕上がっている。鉄道ソフトとしては、初となるJR7社の権利許諾を受け、充実した車両写真も魅力だ。
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