BSフジにて放送中の"動物アテレコバラエティー"番組『いぬ会社』(毎週金曜22:55~23:00)のDVDが発売され26日、発売記念イベントが都内で行われた。声の出演を担当したお笑いコンビ・おぎやはぎが登場し、作品の魅力をPRした。
『いぬ会社』は、本物の犬たちがオフィスを舞台に日常をほのぼのと演じるシチュエーションコメディー。実写の犬と手書きイラスト風の背景をCGで合成し、犬があたかも自らの意志で動いているように見えるというシュールな作品だ。犬たちのアテレコを、おぎやはぎ、大泉洋、戸次重幸、若槻千夏らが務め、彼らのアドリブが笑いを生んでいく。脚本・監督は『笑っていいとも!』(フジテレビ系)の構成や人気DVD『THE3名様』を手がけた福田雄一が担当。5分間という短い番組ながらも存在感を示している。
イベントに登場したおぎやはぎの2人は「僕らはプロですから! 収録もすぐに終わりましたよ」と自信満々に振り返る。そこでMCが、では印象に残っているシーンは? と聞くと「え~と、何でしょうね……」(小木)、「ちょっとDVDを貸してもらえますか?」(矢作)とグダグダ。しばらくしてようやく「犬が出ているだけで面白いですが、エレベーターに閉じこめられたシーンでしょうか……」と小木が答えると、矢作が「俺もそこです(笑)」と脱力コメント。終いには「台本以外のアドリブ部分は結構テキトーに言ってますけど、大泉さんが一番テキトーでしたよ」(矢作)と棚に上げる始末。
「今日は、キャスト全員で来たかったんですけど、古着のネット販売を始めた人(若槻)が忙しいらしいんで、無理でした(笑)」と矢作。これには会場も大爆笑 |
それでも、イベントの最後には「CGというか、クロマキー(映像収録において用いられる一般的な合成法)みたいで相当手を抜いている感じもしますが(笑)、台本部分とアドリブ部分の違いを楽しんでほしいですね」と矢作が言えば、小木も「夜中に何かをしながら見てほしいですね。あ、そうしてもらわないと困ります(笑)。何となく流れているのがいいんですよ。DVDだけを集中して見ないように!」と、彼ら流に作品をアピールしていた。
『いぬ会社 24時間は働けません』(左)、『いぬ会社 オフィスラブは骨の味』 |