アイ・オー・データ機器は26日、PHSモジュール「W-SIM」を利用してPCでのデータ通信が行えるSIM STYLEジャケット「USB-WSIM」を発表した。4月下旬発売予定で、価格は4,200円(税別)。
現在一般販売されている3機種のW-SIM(RX410IN/RX420IN/RX420AL)すべてに対応したUSB接続型のデータ通信アダプタ。本体にW-SIMを挿入し、ノートPCなどのUSBポートに装着することでデータ通信が可能になる。「nico.」や「9(nine)」など、W-SIMに対応したウィルコムの音声通話向け機種を普段利用している場合、これらに入っているW-SIMを抜いて使用すればひとつの契約で音声通話・データ通信の両方が行える。同等の機能を持つ製品はウィルコムから「DD(WS002IN)」の名称で発売されているが、USB-WSIMのほうがより低価格となっている。
対応する通信方式・最大通信速度は装着するW-SIMと契約中の料金プランに依存する。対応OSはWindows XP/Vista(32bit)およびMac OS X 10.2以降。