オンキヨーは25日、7.1chAVセンターアンプの新モデル「TX-SA606X」を発表した。発売は4月29日を予定しており、価格は8万4,000円。

ヒット作「TX-SA605」をベースにしたマイナーチェンジモデル「TX-SA606X」

TX-SA606Xは、2007年6月に発売され、ヒットモデルとなった「TX-SA605」をベースにしたモデル。TX-SA605との最大の違いは、HDMIによるリンク機能の強化。同社では、同社の機器同士を連携させる「RI」機能とHDMIリンク機能とを総称して「RI HD」機能と呼んでいる。このRI HD機能で、従来モデルのTX-SA605では、松下電器産業の「ビエラリンク」、東芝の「レグザリンク」に対応していた。新モデルのTX-SA606Xでは、これらに加え、シャープの「AQUOSファミリンク」にも新たに対応している。

また、ビデオスケーラーの性能も向上。TX-SA605では、コンポジット/Sからは480p、D4/コンポーネントからは720pへのアップスケールが可能だったが、同製品では、720p/1080iまでのアップスケールが可能となっている。

HDMI端子の数は、ベースモデル (TX-SA605)の入力2/出力1系統から、入力4/出力1に増やされている。なお搭載されているHDMI端子は、「x.v.Color」、「36bit ディープカラー」に対応するHDMI ver.1.3a。次世代サウンド環境にも対応可能だ。オーディオ部分では、小音量時のサラウンド効果をアップする「Audyssey Dynamic EQ」を搭載している。