日産自動車は、ニューヨークオートショーに、新型「マキシマ」、コンセプトカー「でんき キューブ コンセプト」を出展した。新型「マキシマ」は、米国で2008年初夏に発売される予定。
「マキシマ」は北米における日産のフラッグシップを担うクルマ。7代目となる新型「マキシマ」は、4ドアスポーツカーのイメージを復活させるべく、「ナンバーワン FF スポーツセダン」を目指し開発されたという。アグレッシブでダイナミックなデザイン、囲まれ感と運転を楽しめる操作系レイアウトなどでハイパフォーマンス感を演出する。
メカニズムについては、新開発Dプラットフォームを採用し、高いボディ剛性を確保。改良された3.5L(リッター)V型6気筒エンジン(VQ35DE型、最高出力290HP、最大トルク354Nm)を搭載し、よりスポーティな走行に適したギヤを選択する「DSモード」付のエクストロニックCVT(無段変速機)やパドルシフトを採用している。
コンセプトカー「でんき キューブ コンセプト」は、現行「キューブ」をベースに作られた電気自動車。コンパクトリチウムイオンバッテリーを搭載している。インテリアでは、メーター表示パネル上でのシフト操作を可能としている。