エゴシステムズ日本支社は、AUDIOTRAKのオーディオカード「PRODIGY HD2 ADVANCE」を3月25日に発売する。価格はオープンで、同社直販サイトの販売価格は15,800円。

PRODIGY HD2 ADVANCEは、最高24bit/192kHzに対応したPCI接続のオーディオカード。高音質を追求して開発された従来製品「PRODIGY HD2」をベースとし、更なる高音質を実現するために主要部品を選定し、チューニングを行っている。

「PRODIGY HD2」をベースとし、高品位なコンデンサの採用などでより高音質を目指したオーディオカード「PRODIGY HD2 ADVANCE」

PRODIGY HD2 ADVANCEは、音質に影響を与えるカップリングコンデンサに佐賀三洋工業のOS-CONを搭載。アナログ出力時の要となるDACへ電源を供給するためのコンデンサはSamyoung Electronicsのオーディオ用コンデンサと、OS-CONを採用している。OS-CONは、一般的なアルミ電解コンデンサに比べ低ESRタイプかつ大容量なものを採用。フィルムコンデンサは高級オーディオ機器にも採用されるWIMA製の製品を採用している。

トリプルOPAMP回路を構成している交換可能なソケット式OPAMPはOPA2134とOPA2604を標準搭載。OPAMPの電源となるコンデンサも低ESRタイプを採用。OS-CONとWIMA製以外のすべてのコンデンサもオーディオグレードの専用コンデンサを使用するなど、試聴を繰り返すことによって採用部品を選定し、音質向上を追及しているという。

動作環境は、Windows 2000/Me/XP/Vista 、製品にはロープロファイル用の交換ブラケットも付属する。