ソニーが運営する体験型サイエンスミュージアムのソニー・エクスプローラサイエンス(東京・お台場メディアージュ5階)は20日、同施設内にあるプラネタリウムで新番組『彗星の記憶』の一般公開をスタートさせた。今回の新番組は、ソニー製の光学式恒星投影機と全天周デジタル映像システムを導入し、迫力ある高精細のCG映像が見どころだ。
同番組は、ソニー製の光学式恒星投影機「スタープロジェクター」で約170万個の星空を映し出し、全天周デジタル映像システムによる迫力ある高精細のCG映像で、彗星の謎や構造などを解説していくというもの。彗星がその軌道に残していったチリと地球の軌道が交差することによって現れる流星群、約46億年前の太陽系誕生の頃に存在した物質の情報が保存されているという彗星の神秘、さらには彗星が太陽系の起源や地球生命の起源の謎を解く鍵であるという学説をもとにNASAが行った"STARDUST計画"、"DEEP IMPACT計画"の彗星探査を、実写画像とCG映像で紹介する。ナビゲーターは、現在上映中の『リングワールド』に続いて緒形直人が担当。力強くさわやかな緒形のナレーションで、謎多き彗星の秘密に迫っていく。