セイコーインスツルは18日、ビジネスパーソン向け電子辞書シリーズから「SR-G7000M」と「SR-G6000M」の2モデルを発表した。発売は4月下旬で価格はG7000が5万2,000円、G6000が4万円。
両モデルは、幅116.2mm、奥行き78.2mm、最薄部12mmという小ささと約145gという軽さ、高精彩VGA(640×480ドット)対応の4.0型TFT白黒液晶パネル(くっきリアル液晶パネル)搭載による見易さが特長。機能面は、シルカカードレッドによるコンテンツの追加機能や液晶が割れにくいガードボディを搭載するなど、「SR-G9000」「SR-G8000」「SR-G10000」などの5.2型液晶を採用した上位機種とほぼ同等といい、高機能な電子辞書を携帯したいユーザーに最適の製品という。
このうち「SR-G7000M」は、それぞれ得意分野の異なる英和大辞典と英英辞典が各4冊収録され、英語コンテンツを強化したモデルでボディ色は黒。「SR-6000M」は「英会話ビジネスひとこと辞典」「日経ビジネスアソシエビジネスキーワード」などのビジネスシーンで活用できるというコンテンツを収録しているほか、7カ国語の会話集や海外でのメニューがわかる辞書など旅行などでの利用も意識したモデルで、ボディ色には赤を採用している。いずれも、ジーニアス英和大辞典6万語のネイティブ音声を他のコンテンツからでも聴くことができる「ネイティブボイスサーチ」や、ひくコンテンツを選ばずに検索できる「複数辞書一括検索機能」などを備える。