13日、東京・六本木ヒルズにて「フランス映画祭2008」が開幕した。16回目となる今年は13本の新作映画と1本の短編集が上映される。オープニングに先駆けて行われた記者会見には、代表団団長のソフィー・マルソー、ユニフランス会長マーガレット・メネゴーズ、駐日フランス大使のフィリップ・フォール氏が登壇、フランス映画の魅力を語った。
13歳で主演した『ラ・ブーム』で、日本でも大ブレイクしたソフィー・マルソーも現在は41歳。女優の他に最近では監督業もこなす彼女は、やはり映画には特別な思いを抱いているようだ。「14歳で日本を訪れたとき、とても温かく迎えてもらったの。日本がフランス映画を愛してくれていて嬉しいわ。小さい頃からずっと映画が大好きだから、ずっと映画の中で生きていきたい」。
今回上映される内の1本『ドーヴィルに消えた女』はマルソーが監督、主演、脚本を務めた。「映画を観たい、と願う人に観てもらいたい作品よ。セクシーな映画に仕上がってるわ。サスペンスや、追跡、アクション、たくさんの要素がつまっているけど、やっぱり映画にはセクシーなところがなくちゃね」とチャーミングな笑顔を見せた。
会見後はオープニングセレモニーのレッドカーペット。大勢の出演者や監督が姿を見せ、殺到したファンからのサインのリクエストに応えていた。
「フランス映画祭2008」は3月16日まで東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズ、16日から18日まで大阪・TOHOシネマズ なんばにて行われる。上映スケジュールなどはオフィシャルサイトを参照のこと。
マルソーは14日に六本木ヒルズでサイン会を行う |