フィアット グループ オートモービルズ ジャパンは、アルファ ロメオのスポーツセダン「アルファ159 2.2 JTS セレスピード」に、よりスポーティな『TI』仕様を設定し、22日より販売を開始する。価格は460万円。
アルファ ロメオが名付ける「TI」は、"Turismo Internazionale (トゥリズモ インテルナツィオナーレ)"の頭文字をとったもので、標準仕様から派生したもっともスポーティなモデルに与えられてきた称号。ボディフォルムは標準仕様をほぼ踏襲しながらも、ロングツーリングなど公道でのドライブを前提に、運転する楽しさを提供するためにモディファイされている。
今回販売が開始される 「アルファ159 2.2 JTS セレスピード TI (Alfa 159 2.2 JTS Selespeed TI) 」は、総排気量2,198ccの直列4気筒DOHC直噴式(JTS)エンジン、ATモード付6速シーケンシャルトランスミッション「セレスピード」、右ハンドル仕様の標準モデルをベースに、ローダウンタイプのスポーツサスペンションを装着。合わせて235/40R19タイヤにTI専用ホイールを組み合わせ、よりスポーティな走りを実現している。そのほか、TI専用のサイドスカート、レッド仕上げのブレーキキャリパー (フロントはブレンボ製)、アルミマット仕上げのヒーテッド電動ドアミラーなどを装備している。
インテリアでは、TI専用のダークカラーでまとめられたインテリアトリムに、"Alfa Romeo"のロゴを刺繍した専用のスポーツレザーシート (ブラック) を設定。このシートは、サイサポートを付けて機能性も高められている。また、専用スポーツレザーステアリング や専用センターパネル、メーターパネル、アルミ製スポーツペダルなども装備する。
今回の発売により、アルファ159のTIバージョンは、すでに販売されている3.2L(リッター)エンジンの「アルファ159 3.2 JTS Q4 Q-トロニック TI (Alfa 159 3.2 JTS Q4 Q-Tronic TI)」 と合わせて2モデルとなる。