クロスランゲージは11日、Mac OS X 10.5 Leopardに対応したビジネス向け英日・日英翻訳ソフト「MAC-Transer 2008」を発売した。価格はMAC-Transer 2008 パーソナルが4万1,790円、MAC-Transer 2008 プロフェッショナルが6万2,790円。
MAC-Transer 2008は、Yahoo! JAPANの「Yahoo!翻訳」や楽天の「Infoseekマルチ翻訳」などで採用されている高精度翻訳エンジン「Transerエンジン」最新版に加え、基本語辞書232万語と27分野253万語、科学技術分野の翻訳者に定評がある日外アソシエーツの科学技術辞書180万語の合計665万語の翻訳辞書を搭載したMac用翻訳ソフト。
翻訳エディタでは、機械翻訳を実行せずに訳語のみを付加する「訳振り機能」、翻訳原文から辞書に存在しない語を一括して自動抽出し、訳付けが行える「未知語一括検出機能」などが新たに搭載された。また、プロフェッショナル版では原文と完全訳(人間編集訳)の対訳データを登録して、以降の翻訳で同一の原文がある場合に完全訳を呼び出す「翻訳メモリ機能」も利用できる。
このほか、キーワードを英訳してGoogleやYahoo!などの検索エンジンで検索し、検索結果に日本語訳を付けて表示できる新機能「翻訳検索機能」が追加され、別訳候補がある場合は別訳語選択でキーワードを絞って検索できる。さらに、Dashboard用「翻訳ウィジェット」やさまざまなアプリケーションから翻訳機能が利用できる「翻訳サービス」機能なども用意されている。
対応OSは、Mac OS X 10.3.9~10.5.x。ホームページ翻訳機能対応ブラウザはSafari 1.2.4~3.0.x / Firefox 2.0.0.x、メール翻訳機能対応メールクライアントはMail 1.3.9~3.1.x。