ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズは10日、同社がNTTドコモ向けの携帯電話事業から2008年中に事実上撤退するとの一部報道に対し、コメントを発表した。

10日掲載された、同社のNTTドコモ向け携帯電話機の開発・生産を年内で打ち切り、国内携帯電話事業を縮小し、海外事業に注力するとの報道に対し、NTTドコモ向け商品化計画の一部見直しを行っていることは事実とした。しかし、日本国内における携帯電話の開発事業を縮小する計画はないとコメント。

今後の具体的な製品計画と開発体制については、「相手先ビジネスに関わる情報である」とし、明らかにしていない。また同社では、ドコモのほか、KDDI(au)にも携帯電話を提供しているが、KDDI向け携帯電話事業はこれまで通り継続するとしている。