Mozilla Foundationは6日 (米国時間)、カレンダー / スケジュールソフト「Sunbird 0.8」のリリース候補第1版をリリースした。対応プラットフォームは従来のWindowsとMac OS X、Linux / x86にくわえ、Solaris / Intelが追加された。日本語を含む各種言語に対応したローカライズ版のほか、言語リソースを追加するランゲージパックの配布も開始されている。
今回のリリースでは、日本語リソースが追加。メニューやメッセージが日本語で表示することが可能になった。これまで日本語版は、ユーザコミュニティの手により非公式に公開されていたが、今回から他の言語同様日本語版バイナリパッケージとアドオンもMozillaのサイト上にアップロードされている。
別パッケージとして配布されていた、Sun Java System Calendar Server (WCAP) 対応版の統合も行われ、デフォルトでWCAPがサポートされた。ほかにも、外国の時間帯のサポートやオフライン時におけるカレンダーの表示機能が追加されている。
Sunbirdと同等の機能を持つThunderbird用アドオン「Lightning 0.8 RC1」も、あわせてリリースされた。動作環境はThunderbird 2.0以降、バージョン1.5系には対応しない。Sunbirdと同様、今回のリリースからSolaris / Intel用アドオンの提供が開始されている。