アニメや漫画、放送局の人気キャラクターショップが集まる地下商店街「東京キャラクターストリート」が8日、JR東京駅八重洲口の「東京駅一番街」にオープンした。親子連れを中心に多くの人が訪れ、至る所に長蛇の列ができるなど、大いに賑わっている。

オープニングセレモニーでは、キャラクターの着ぐるみと、東京駅駅長・和泉秀郎氏らによって、くす玉割りが行われた

在京キー局のキャラクターグッズショップをはじめ、ウルトラマンやハローキティ、『週刊少年ジャンプ』連載のキャラクターショップなど、全15店舗が集まる新スポットとしてスタートした「東京キャラクターストリート」。午前10時のオープン直前には約500人以上の行列ができ、注目度の高さが窺えた。オープニングセレモニーに出席した東京ステーション開発(同商店街を運営・管理するJR東海子会社)社長・明石洋一氏は「森の小道をイメージしてデザインしました。東京の新名所として、親子で過ごせる都会のオアシスを作ったつもりです」と挨拶した。

「今後はさまざまなイベントを展開します」と明石氏

オープン前にはすでに長蛇の列が

各ショップでは、人気商品のほか「東京キャラクターストリート」のオリジナル商品も発売。東京駅にちなんだ携帯電話のストラップや、お菓子などの多彩なラインナップを用意し、訪れた人々の関心を集めていた。また、オープン初日に合わせたオープン記念商品や福袋も特別に発売したショップも多く見られた。

「NHKキャラクターショップ」

東京駅限定の「どーもくん」の携帯電話ストラップや耳掻きがオリジナル商品 (C)NHK・TYO

「TOMICA SHOP」

トミカ組み立て工場(写真右)では、好きなパーツを選んでオリジナルトミカが作れる(1台525円)

「ウルトラマンワールドM78」

ウルトラ怪獣シリーズのソフトビニール人形が人気。付属のカードを使って、店舗内にあるゲーム機「データカードダス」で遊ぶこともできる

「レゴ クリックブリック」

大人向けの高額商品から、ワンコインで買えるブロック型のキーリングまで品揃えは豊富

「スヌーピー タウン ミニ」

インテリア雑貨を中心に、お菓子・ぬいぐるみなどが展開。オリジナル商品もある

「RASCAL SHOP」

日本アニメーションのオフィシャルショップ。ラスカルのオープン記念セット(写真右)は、飛ぶように売れていた

「Donguri Garden」

スタジオジブリ作品のグッズと絵本がメイン。2,000円のお楽しみ袋(写真右)には、1,000円~8,000円相当のキャラクター商品が詰まっているという

「フジテレビショップ」

おなじみ「小犬のラフちゃん」も東京駅バージョンに(写真右)

「テレ東本舗」

「ケロロ軍曹」関連のグッズには人だかりができていた

「TBS store 東京駅店」

ドラマ関連のグッズや「BooBo」グッズが展開。東京駅限定の「BooBo」グッズも4月中旬に発売される

「テレアサショップ 東京駅店」

「ドラえもん」「クレヨンしんちゃん」などのテレビ朝日らしいアニメグッズが店内を占める中、一際存在感を示していたドラマ『相棒』コーナー

「日テレ屋」

天気予報番組で活躍する「そらジロー」も東京駅限定バージョンが登場(写真右)

「JUMP SHOP」

『週刊少年ジャンプ』連載中の人気作品のグッズが展開。漫画『銀魂』からは「沖田のアイマスク」が!(写真右) 鳥山明描き下ろし「ジャンタ」グッズも (C)空知英秋/集英社