世界最高峰のアクションゲームとして、世界的な人気を誇る「ゴッド・オブ・ウォー」シリーズ。その最新作となる『ゴッド・オブ・ウォー 落日の悲愴曲』が、プレイステーション・ポータブル向けとして、今年8月に日本でも発売されることが決定したのは既報の通りだ。そこで今回は、公開されたスクリーンショットをもとに、同タイトルのクオリティをチェックしてみよう。
全世界で累計200万本を超えるセールスを記録する「ゴッド・オブ・ウォー」シリーズ。これまでにリリースされた、『ゴッド・オブ・ウォー』および『ゴッド・オブ・ウォーII 終焉への序曲』は、いずれもプレイステーション 2向けにリリースされたタイトルである。これら2作品は、PS2の性能をフルに引き出した映像美で高い評価を受けたが、最新作となる『ゴッド・オブ・ウォー 落日の悲愴曲』は、プレイステーション・ポータブル向けのタイトル。このプラットホームの変更が、作品のクオリティにどんな影響を与えるのかは、ファンならずとも気になるところである。
最新作のストーリーは、時系列としては前2作よりも過去の話となっている。「ゴッド・オブ・ウォー」シリーズの主人公であるクレイトスが闘神アレスの下で働いたとされる10年間。前2作では語られなかったこの空白の10年間のストーリーが、最新作において、ついに明らかになるのだ。
PSP『ゴッド・オブ・ウォー 落日の悲愴曲』ストーリー概要
かつてスパルタの猛将として剛勇を誇ったクレイトスも、蛮族との戦いで窮地に追い込まれたことがあった。彼は戦神アレスに力を借りてその窮地を脱するが、その代償にアレスをはじめとしたオリュンポスの神々の戦士として、幾多の戦いに臨むことになる。
ある日、彼は戦いの中で自らの妻子を殺めてしまう。それは、彼を非情な戦士にする為のアレスの謀略だった。それ以後クレイトスは確かに『スパルタの亡霊』と恐れられるほどの戦士となるが、同時に妻子を殺めた苦悩に苛まれてしまう。彼はアレスを激しく憎悪しつつも、苦悩からの解放を信じ、戦いを続けるのだった……。
その日、クレイトスは神々からの命によりペルシャ軍に侵攻された都市アッティカへ降り立った。そこで彼が見たものは、おぞましく巨大な怪物の姿だった……。
PSP『ゴッド・オブ・ウォー 落日の悲愴曲』のイベントシーンは、完全日本語吹き替えを行うと同時に、日本語字幕の表示が可能となっている(字幕のON/OFF切り替え可能)。主人公・クレイトスを演じるのは、シリーズではお馴染みの玄田哲章。チュートリアルなどのテキストもすべて日本語化されているので、英語が苦手な人でも安心してプレイできる。
ここまでに掲載されているスクリーンショットをみてもわかるとおり、プレイステーション・ポータブル向けとしても、かなりハイクオリティな映像が実現されている。ゲーム性はもちろん、グラフィック表現の豊かさでも、PSP『ゴッド・オブ・ウォー 落日の悲愴曲』は注目のタイトルといえそうだ。
タイトル名 | ゴッド・オブ・ウォー 落日の悲愴曲 |
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対応機種 | プレイステーション・ポータブル |
ジャンル | アクション |
発売予定日 | 2008年夏 |
価格 | 未定 |
CEROレーティング | D (17才以上対象) |
(C) 2008 Sony Computer Entertainment America Inc. God of War is a registered trademark of Sony Computer Entertainment America Inc. Developed by Ready At Dawn Studios, LLC.