米ABI Researchは、アジア太平洋地域におけるインターネット利用事情などを調査した最新レポートの発表を行った。同地域でのオンラインコンテンツ売上高は、2013年には65億USドルに達するとの予測が出されている。

同レポートによれば、インターネット上の有料コンテンツなどの売上が、同地域で最も多いのは日本市場。特に携帯電話からネットを使うユーザーによるコンテンツ利用が、急速な伸びを見せている。日本でのオンラインコンテンツ売上は、引き続き2013年まで、6%の平均年間成長率を記録していくという。

同社アナリストのSerene Fong氏は「日本、韓国、香港といった先進国で、通勤中は携帯電話で動画やテレビを見たり、音楽を聴いたり、ゲームを楽しんだりする人が増えているのが目立つ傾向だ」とコメントした。