日産自動車は、第78回ジュネーブモーターショーに、上級SUVモデルの「インフィニティ FX50」を出展した。6月より米国、10月より欧州にて発売される予定。日本での発売は未定。

インフィニティFX50とカルロス・ゴーン社長

「インフィニティFX50」は大型の高級SUV。スポーツカーの要素とSUVの要素とを融合させた、上級クロスオーバーモデルと位置づけられている。金属調塗装の6本スポーク21インチホイールを装備し、インテリアは、スポーツカーらしい囲まれ感を演出したという。

パワーユニットは、新開発の5.0L(リッター)V型8気筒エンジン(VK50VE)。最高出力は287KW (390ps)、最大トルクは500N・mを発揮する。VVEL(バルブ作動角・リフト量連続可変システム)により、高トルク、低燃費、低エミッションを実現した。また、同社初の7速オートマチックトランスミッションに、アダプティブシフトコントロール(ASC)やシンクロレブコントロールを採用。さらに、新開発の電子制御式ショックアブソーバーやリヤアクティブステア、アラウンドビューモニター、インテリジェントクルーズコントロールなども搭載している。

インフィニティFX50