OpenMoko開発チームが、Linuxベースのスマートフォンプラットフォーム「OpenMoko」のボディデザインを、CADファイルの形で公開した。Pro/Engineer形式のCADファイルは、Creative Commonsライセンスのもと、自由な配布 / 再利用が認められる。
OpenMokoは、Linuxベースのシステムを採用したGSM規格のスマートフォンプラットフォーム。開発プロジェクトは当初、台湾の携帯電話メーカーFICのもとで進められていたが、2007年に同社からスピンオフする形で設立された新会社「OpenMoko」に移譲。対象ハードウェアはFIC社のNeo 1973限定だが、今回のCADファイル公開により、サードパーティーがケースやカバーといったアクセサリを容易に開発できるようになる。