本田技研工業は、環境に配慮したPGM-FI(電子制御燃料噴射装置)採用の原付(50cc)スクーター「トゥデイ」に、専用スタイリングに仕上げた「トゥデイ・F」を追加設定するとともに、スタンダードタイプの「トゥデイ」に新しいカラーリングを追加し、3月15日より発売する。価格はトゥデイ・Fが13万9,650円、トゥデイが13万4,400円。
「トゥデイ」は、2002年8月に誕生して以来、取り回しの良い車体サイズとヘルメット収納スペース、盗難抑止システム、低価格などで、10代から60代までと、幅広いユーザーから好評を得ている原付スクーター。2007年8月にはフルモデルチェンジを行ない、境性能を向上させ、優れた始動性とスムーズな走りに寄与する電子制御燃料噴射システム「PGM-FI」を搭載。PGM-FIとキャタライザーの採用により、平成18年国内二輪車排出ガス規制に適合している。
新たに追加設定した「トゥデイ・F」は、"Fashionable"の頭文字をネーミングに取り入れ、専用のスタイリングに仕上げたモデル。ボディカラーは、「アクイラブルーメタリック」、「キャンディールーシッドレッド」、「パールプロキオンブラック」、「パールベルデュアグリーン」の4色を設定。レッグシールドは車体色が映えるブラッシュグレーを採用。Fタイプ専用ステッカーやストライプが施される。合わせてシートやハンドル周りも専用デザインとなる。ブラッシュグレーとブラックのツートーンシート、カーボン調のメーター文字盤、スピードメーター内のブルーのグラデーションが採用された。
スタンダードタイプの「トゥデイ」は、「オリオンイエロー」、「パールキャンサーホワイト」の2色を変更し、従来色と合わせて6色となり、Fタイプとスタンダードを合わせるとシリーズ合計で10色設定となる。
「トゥディ」と「トゥディ・F」の主な仕様は同一で、全長1.695mm×全幅630mm×全高1.030mm、ホイールベース1.180mm、シート高695mm、車両重量79kg、空冷4ストロークOHC単気筒エンジン、49cm3(ボア37.8×ストローク44.0mm)、最高出力3.0kW(4.1ps)/8,250rpm、最大トルク3.7N・m(0.38kg・m)/7,500rpm、セルフ・キック式併用スターター、タンク容量4.6L、タイヤサイズ:前後80/100-10 46J。