カシオ計算機は、世界の標準電波に対応した6局電波受信機能「マルチバンド6」を搭載した耐衝撃時計「ライズマン(RISEMAN) GW-9200」を6月28日より発売すると発表した。価格は28,350円。
1997年の発売のライズマンは、耐衝撃ボディに圧力と温度の2種類のセンサーを内蔵することで、高度・気圧・温度の計測を可能にしたG-SHOCK。高度計測にちなみ、太陽に一番近い男という意味を込めてネーミングされた。充実した計測機能に加えて、パラシュート素材を採用したバンドや、センサー部分を包み込んだ個性的なベゼルフォルムにより、人気を博した。
今回発売されるライズマンでは、さらに電波ソーラー化を実現した。センサーのソーラー駆動に加えて、世界で初めて日本(2局)、中国、アメリカ、ドイツ、イギリスの6局の標準電波に対応した電波受信機能「マルチバンド6」を搭載している。
また、センサーを活用した計測機能も進化している。高度計はストップウオッチと連動した計測が可能で、経過時間とともに高度や高度差を計測し、経過時間、積算上昇/下降高度、最高/最低高度などをメモリーできる。高度を5秒間隔で計測することで、短時間の高度変化にも対応することができ、ロッククライミングやマウンティンバイク、バックカントリースキーなど、高度変化の激しいスポーツで性能を発揮するとしている。さらに、高度と計測年月日、時刻を1セットに最大20本まで記録できるマニュアル高度メモリー、最新の気圧傾向を表示する気圧差グラフィック、上昇/下降速度をグラフィック表示するペースアローなど、実用性の高い機能を搭載した。
裏蓋には、高度変化に挑む男達の姿をイメージし、森の中を自由自在に滑空するムササビをキャラクター化し刻印する。ジグザクにデザインした尻尾により電波受信機能と躍動感を表現したという。