企画展「工作の時代展-『子供の科学』で大人になった」が3月5日より、INAXギャラリー1(東京都中央区)で開かれる。開催期間は5月24日まで。
『子供の科学』は、1924年に科学ジャーナリストの原田三夫によって創刊。以来80年以上にわたり、"科学の入り口"として宇宙工学や動植物の生態、身近な発明品に至るまで科学の分野の最先端を分かりやすく紹介し続けている。読者にはノーベル賞受賞者をはじめ、日本を代表する科学者らも少なくないという。
同展では、同誌で紹介された回り灯籠や模型電気洗濯機など珠玉の工作を再現し展示する。創刊初期より様々な図面が掲載されてきたラジオ30点以上や、付録図面の連載が40年間も続く紙飛行機のバリエーションも一堂に会す。860号を越す歴代バックナンバーから厳選した100冊の表紙や、付録だった青焼き図面80点以上も登場する。
入場無料。時間は10時~18時。休館は日祝日。トーク&ワークショップ「『子供の科学』の現場から~「はこアニメ」を作ろう! 」は、3月29日13時半~17時に同誌編集長の柏木文吾さん、造形作家でメディアアーティストの伊藤尚未さんを講師に招いて開かれる(要申し込み。詳しくはこちら。また、同展の大阪展は6月6日~8月22日にINAXギャラリー大阪(大阪市中央区)で開かれる(休館は水曜と夏期休暇時)。