ヤマハ発動機は、「セロー」をベースにしたストリートバイク「XT250X」の2008年モデルについて、始動性や環境性能の向上に寄与するフューエルインジェクションを採用し、5月30日より発売すると発表した。価格は51万4,500円。
「XT250X」は、250ccの空冷・4ストローク単気筒エンジンをスリムなボディに搭載したストリートバイク。同社のマウンテントレール「セロー」をベースに小径タイヤを装着するなど、いわゆるモタードの手法でストリートに適応させている。
「XT250X」の2008年モデルは、フェーエルインジェクションシステム(電子燃料噴射装置)を採用するとともに、吸気ポート形状の変更を行うことで、平成18年国内排出ガス規制に適合。また低中速域でのトルク感、始動性も向上させている。ボディカラーは、「パープリッシュホワイトソリッド1(ホワイト)」を設定。前後ホイールのリムにはバイオレット色のアルマイト処理を施した。
主な仕様は、全長2,040mm×全幅805mm×全高1,110mm、軸間距離1,365mm、シート高790mm、乾燥重量122kg、空冷・4ストローク SOHC単気筒エンジン、排気量249cm3(ボア74.0×ストローク58.0mm)、最高出力14kW (18ps)/7,500rpm、最大トルク19N・m (1.9kgf・m)/6,500rpm、5速MT、セルフ式スターター、タンク容量9.6L、タイヤ:前110/70-17 M/C 54S、後130/70-17 M/C 62H。