ASUSTeK Computerは、Radeon HD 3870を搭載したハイエンド向けグラフィックスカード「EAH3870 TOP/G/HTDI/512M」を発表した。発売は3月1日より。価格はオープンプライスで、店頭価格は37,000円前後の見込み。

オリジナルクーラーでオーバークロックと静音を両立した「EAH3870 TOP/G/HTDI/512M」

EAH3870 TOP/G/HTDI/512Mは、同社「TOPシリーズ」の新製品。コアクロックを850MHzに(リファレンスでは775MHz)、メモリクロックを2.28GHzに(リファレンスでは2.25GHz)高めたオーバークロック仕様だ。冷却システムには、2スロット厚のオリジナルクーラー「Glaciator(グラシエーター)クーラー」を採用しており、リファレンスクーラーと比較し約20度ほど温度を低下、動作音も約半分に抑えているとされる。

搭載するメモリはGDDR4タイプで容量は512MB。ディスプレイ出力はデュアルリンクDVI-I×2(HDCP対応)およびSビデオ/HDTV対応の汎用端子。Radeon HD 3870の仕様に含まれるPCI Express 2.0対応、DirectX 10.1対応、HD映像の再生支援・高画質化機能であるUVD、HDMI出力といった機能もサポート。さらにASUSTeK独自の機能として、映像エンジン「Splendid」、オーバークロックソフト「GamerOSD」、ハードウェアモニタ「SmartDoctor」、監視システムソフト「VideoSecurity Online」なども利用できる。