バンダイは26日、都内某所でガンダムシリーズ関連商品の新作をマスコミ向けに披露した。会場には全高60cmに及ぶ「JUMBO GRADE Zガンダム」のほか、スーパーハイコンプリートモデルプログレッシブの「MS-06S シャア専用ザク」、「機動戦士ガンダムOO マスコットロボ ハロ」の3アイテムが展示された。

さすがと言うべき「JUMBO GRADE Zガンダム」の存在感

JUMBO GRADE Zガンダム

大型フィギュア「JUMBO GRADE(ジャンボ・グレード)」シリーズの4作目は、モビルスーツ時の全高が約60cmの「Zガンダム」。材質に硬質ソフビやABS樹脂を採用し、今回シリーズ初の試みとして、変形を可能にするギミックを搭載。大型スケールながら、モビルスーツ形態からウェイブライダー形態に可変する。

初回特典として、これまで数々のガンダムのプラモデル"ガンプラ"のパッケージアートを手がけてきたイラストレーター開田裕治氏のオリジナル描き下ろしポスターが同梱される。発売は3月13日で、価格は28,140円。

フロントビュー。プロポーションは「MG Zガンダム Ver.2.0」に近い

バックビュー。フライング・アーマーを装着していても自立可能だ

ウェイブライダー形態のサイドビュー

バックビュー。足裏のモールドも再現されている

変形は一部差し替えパーツを使用し、約3~5分で完了する

箱はかなり大型。上部に運搬用の取っ手が付いている

(C)創通・サンライズ

S-HCM Pro MS-06S シャア専用ザク

スーパーハイコンプリートモデルプログレッシブ第2弾は、シャア・アズナブル少佐の愛機である「MS-O6S シャア専用ザク」が選ばれた。1/144スケールの塗装済み完成品プラモデルで、肩部、脚部、背面など多数の箇所が着脱し、内部構造の精密感をかもし出している。また、初めてシリンダー連動2重関節機構を膝部に採用、肘は外観を維持したまま90度以上曲げることが可能となった。さらに1/144スケールでは初の実装だという胸部(コクピット)の開閉と、左右への腰可動も実現している。

足裏には金属を使用し、ポージングバランスが向上したという。塗装はマットパール塗装により、重量感のある外観を表現。全身には100箇所を超える精密・極細マーキングが施されている。また、シャア専用の主兵装を完全武装しており、武装ラック付きのメンテナンス台も付属。各部にケーブルパーツを取り付けることでメンテナンスシーンが演出でき、連結させることでディスプレイベースとしてインテリアとしても活用可能だ。発売は3月8日で、価格は7,140円。

シャア専用ザクと、武装ラック付きのメンテナンス台

各部パーツを取り外した状態(右)。内部メカのこだわりようも必見

(C)創通・サンライズ

機動戦士ガンダムOO マスコットロボ ハロ

「機動戦士ガンダムOO マスコットロボ ハロ」は、台座に乗せて揺らしたり、話しかけたりすると反応しておしゃべりをするロボット。目の明るさが変化したり、転がして1回転するたびにしゃべるというギミックも内蔵している。遊び方次第で、ノーマルモードをはじめ、ガンダムモード、大佐モード、ギャルモードの性格に変化していくという。さらに隠された性格も設定されているとのこと。

手動で耳を回転させたり、着脱式の足でポーズを決めることも可能。同社では「時計(音声)・アラーム機能も装備し、目覚まし時計としても日常生活の良き相棒となります」としている。寸法は直径10cm(手足収納時)で、重量は約296g。単4電池×2本(別売)で駆動する。発売は3月下旬を予定しており、価格は4,800円。

耳の中には収納式の腕がある

着脱式の足(左)と、ハロが左右に揺れるようになっている台座(右)が付属

(C)創通・サンライズ・毎日放送