フォンブレイバー 815T PB

4月2日夜7時より、テレビ東京系6局ネットにて放送開始予定の新番組「ケータイ捜査官7(セブン)」の製作発表会見が27日、都内で行われ、監督の三池崇史氏、ウィズ 代表取締役社長 横井昭裕氏、プロダクション・アイジー 代表取締役社長 石川光久氏らが出席した。

会見ではケータイ捜査官7(セブン)製作発表のほか、作中に登場するキャラクター「フォンブレイバー」をモチーフとした、ソフトバンク3G携帯電話の新製品「フォンブレイバー 815T PB」(東芝製)も発表された。

ケータイ捜査官7(セブン)は、バディ携帯プロジェクトLLP (ソフトバンクモバイル、ウィズ、プロダクション・アイジー、オー・エル・エム、アサツーディ・ケイ)が製作する連続テレビドラマ。人間とネットワークの在り方をテーマに、ネット犯罪に立ち向かう組織「アンダーアンカー」と、闘いに巻き込まれていく主人公「ケイタ」の成長、主人公を助ける高機能携帯型コミュニケーター"バディケータイ"「フォンブレイバー」の活躍が描かれるという。

フォンブレイバーを企画した、ウィズ 代表取締役社長 横井昭裕氏は、「現代人にとって一番身近なメカはなんだろうと考えたら携帯電話だった。携帯電話が主人公になる企画を考え、プロダクション・アイジーの石川社長に話したら『是非やりましょう』と言っていただいたことがきっかけ」とケータイ捜査官7(セブン)とフォンブレイバーが生まれたいきさつを説明。

ウィズ 代表取締役社長 横井昭裕氏

その後、横井氏がソフトバンクモバイル 代表取締役社長の孫正義氏に会う機会があり、企画の説明したことから、今回のコラボレーションケータイ「フォンブレイバー 815T PB」が生まれたのだという。

孫社長は、「横井社長の魅力に取りつかれて、この企画に参加することになった。コンピューターやロボットがベストパートナー"バディ"として、進化していくことを願っている」とビデオメッセージでコメント。

ソフトバンクモバイル社長の孫正義氏はビデオメッセージでコメント

ソフトバンクモバイル 常務執行役員 マーケティング本部長 後藤誠二氏

その後、ソフトバンクモバイル 常務執行役員 マーケティング本部長 後藤誠二氏が、フォンブレイバー 815T PBのプレゼンテーションを行った。後藤氏は、「フォンブレイバー 815T PBは、ソフトバンクからはできるかぎり注文をせず、製作者側の意見を尊重して開発した」と、説明。可動式の手足パ-ツを本体に取り付けることでフォンブレイバーを再現した点や人工知能型アプリ、番組と連動したゲームアプリを搭載する点など、作品の世界観を大切にして開発したことをアピールした。

製作発表会見の後、番組関連商品のブースが用意され、フォンブレイバー 815T PBの実機のほか、バンダイとウィズが共同で開発した、携帯電話型玩具「DXフォンブレイバー7」「ブーストフォンシーカー」などが展示された。

フォンブレイバー 815T PBの実機を展示

左がX07(ゼロナナ)シルバー、右がX01(ゼロイチ)ブラック

バンダイとウィズが共同で開発した、携帯電話型玩具も展示された