フックアップは、独Waldorfのシンセサイザ「Blofeld」を3月上旬に発売する。標準価格は99,000円。Waldorfは2007年のNAMM Showで復活を果たしたシンセサイザの名門ブランド。Blofeldはコンパクトなシンセサイザモジュールで、同社の「Q」「Q+」「MicroWave」「Wave」といた名機と同じように、ファットなサウンドを実現しているという。

名機のサウンドも再現したWaldorfのシンセサイザモジュール「Blofeld」

Blofeldは「Q」シリーズで定評のあった温かみのあるサウンドを再現し、MicroQのサウンドデータを直接ロード/プレイすることも可能。また80年代初頭に登場したPPGの技術をベースとし、ウェーブテーブルシンセサイズエンジンも搭載している。

筐体は金属製で、視認性の高いホワイトバックLEDを搭載、7つのロータリーエンコーダとマトリックス状のコントロールパネルによって、内蔵された1000種以上のサウンドを詳細にエディットできる。最大同時発音数は16音。1ボイスあたり2つの独立マルチモードフィルタ、2つのドライブステージ、3つのLFO、4つのエンベロープを搭載。また1サウンドあたり最大16ステップのプログラマブルアルペジオパターンも用意される。

入出力端子はステレオアウトとヘッドフォンアウト、MIDIインを搭載。またUSB端子も備えており、Windows XP以降およびMac OS X v10.3以降では標準ドライバーで動作する。