BS-iのドラマ『東京少女 山下リオ』の製作発表会見が26日、同局で行われ、主演の山下リオとプロデューサーの丹羽多聞アンドリウが出席した。
『東京少女 山下リオ』は、1話完結全4話のドラマシリーズで、週代わりで4人のリオという少女を、山下リオが演じ分けるという異色のドラマだ。まずは本作の丹羽プロデューサーが「『ケータイ刑事』、『怪談 新耳袋』、『恋する日曜日』に続く、第4の柱にしたい」と力強く宣言。また、「番組タイトルに主演女優の名前が入るという例も、日本ではほとんどないはず。山下さんは瑞々しい存在感があり、将来、大女優になる器の人」と主演の山下への大きな期待を語った。
主演の山下は「4人の役をひとりで演じるということで、不安も凄くありますが、頑張りたいと思います!」と初々しく挨拶。全4話のリオの中では、「『タイマン少女』というエピソードのリオがヤンキーの女の子で、私とまったく違うキャラなので、今から演じるのが楽しみです」と不良少女をどう演じるかが楽しみなところ。
ドラマ『東京少女 山下リオ』は4月5日(毎週土曜 23:00~)より、BS-iにて放送開始 |
昨年、デビューしたばかりの山下は、徳島県在住の15歳。このドラマの撮影のために、徳島から飛行機で東京に通うとのことで「徳島弁を喋るリオが出てくるエピソードもあるので、感情移入できそうです」と語り、東京の印象を訊ねられると「人の多さに驚きました。それと電車が凄く便利だなあと思いました」とまだまだ素朴。こんな山下について、丹羽プロデューサーは「純朴な感じの山下さんですが、以前、中国人の役を演じていただいた時、中国語のセリフを吹き替えでなく、すべて自分でこなしてくれた。かなり根性のある女優さん」と期待を寄せる。これを受けて山下も「色々なリオを、皆さんに見ていただきたいです」とPRしていた。