スズキは、新型の50cc原付スクーター「レッツ5 (ファイブ)」シリーズを3月21日から発売する。価格は「レッツ5」が13万5,450円、「レッツ5G」が14万5,950円。

「レッツ5」 ※黒

「レッツ5G」 ※赤

「レッツ5」は、丸みのあるスタイリングの中に直線的なラインを取り入れたスタイリッシュなデザインの新型原付スクーター。通勤・通学・買い物等、日常の足として幅広いユーザー層をターゲットとしている。取り回しの良い軽量ボディに、フューエルインジェクションシステム (燃料噴射装置) を採用した空冷4サイクルエンジンを搭載し、平成18年国内二輪車排出ガス規制に対応している。なお従来の「レッツ4」シリーズも引き続き販売される。

同シリーズは、スピードメーター手前に設けられたフタ付のハンドルポケットが特長。ヘルメットをかぶる際に外したメガネや、化粧ポーチなど、すぐに取り出す小物を入れるのに使用できる。他にも、カバンホルダー (最大積載許容重量1.5kg)、フルフェイスヘルメットが1個収納できるシート下トランクなど、利便性の良い装備を多数採用したとしている。

ラインナップは、基本モデルの「レッツ5」と、フロントインナーポケットや盗難抑止アラーム、2トーンのシートを採用した上級機種「レッツ5G」の2モデル。カラーバリエーションは、「レッツ5」に白、黒、オレンジの3色、「レッツ5G」に赤、白、シルバー、黒、紺の5色を用意している。

主な仕様は、全長1,695mm×全幅600mm×全高995mm、軸間距離1,150mm、シート高685mm、乾燥重量68kg(レッツ5Gは69kg)、空冷・4サイクル SOHC単気筒エンジン、排気量49cm3、最高出力3.3kW(4.5ps)/8,000rpm、最大トルク3.9N・m(0.4kg・m)/7,000rpm、定地燃費73.0km/L(30km/h)、キック・セルフ併用式スターター、タンク容量5L、タイヤサイズ(前/後) 80/90-10 35J。