BMW、ツインターボ「BMW 135i クーペ」を発売開始

ビー・エム・ダブリューは、BMW 1シリーズのクーペモデルとして、3.0L(リッター)ツインターボエンジンを搭載した「BMW 135i クーペ(Coupe)」を発売した(オートマチック車は予約注文を開始)。価格は6速マニュアル車が538万円、6速オートマチック車が549万円。

新しい「BMW 135i クーペ」は、昨年(2007年)夏に欧州で公開され、昨秋の東京モーターショーにも展示されたモデル。BMW 1シリーズ(5ドア)は2004年9月から日本で発売が開始され、コンパクトセグメントでは唯一の後輪駆動モデル(BMW調べ)として人気を博してきた。クーペモデルが追加されることにより、BMW 1シリーズのラインアップは大幅に強化されることになる。

「BMW 135i クーペ」に搭載されるエンジンは、「BMW 335i」にも搭載されている3.0Lの6気筒直噴パラレル・ツインターボ。最高出力306ps(225kW)/5,800rpm、最大トルク400Nm(40.8kgm)/1,300～5,000rpmを発生する。幅広い回転域で最大トルクを発生するため、いつでも強烈な加速が得られる。後輪駆動はそのままに、50:50の理想的な前後重量配分を実現しているという。

「Mスポーツ・パッケージ」を標準で装備。横方向のサポートを強化するスポーツシート、Mレザーステアリング、トラクションを向上させロールを抑えるMスポーツサスペンション、Mライトアロイホィール、空力的に最適化されたMエアロダイナミクス・パッケージなどが装備される。