「動き出す、音楽」をコンセプトに、音楽とアニメーションを融合したエンタテインメントCG作品「アニミュージック」。全米ではDVDのセールスが50万本を超え、現在でもクチコミを中心に人気が上昇中だ。そのDVD「アニミュージック2」が、日本でも3月19日に発売されることが決定。これを記念したイベントが22日、東京・秋葉原で行われた。
アニミュージックとは、CGで作られた仮想楽器が、さまざまなジャンルの音楽を奏でるという音楽アニメーション。CGクリエーターでミュージシャンのウェイン・ライトル氏が12年以上かけて開発したCGアニメーションソフトウェアを駆使し、今までにない表現で映像と音楽を融合した作品だ。
この日行われたイベントには、同DVDを製作したライトル氏も登場。「子供の頃から、アニメ、音楽、コンピューターが好きでした。ある時に、この3つを融合したら面白いんじゃないか思い立ち、アニミュージックの製作をスタートしたんです。」と語り、「技術面だけでなく、映像の面白さを特に追求して製作しました。アメリカ以外では日本が初のお披露目となります。是非、楽しんでいただきたい」とPRした。
『アニミュージック2』の日本における販売権を取得したのは、「乗換案内」などのWEB・携帯コンテンツを制作しているジョルダン。同作よりセルDVD市場に参入することになった。同社の佐藤俊和社長も「シリコンバレーを訪れた時に偶然このDVDを見かけ一瞬で虜になりました。クリエイティブ性、非日常的な発想が沸いてくる素晴らしい作品です」と日本での展開に期待を寄せている。