MicrosoftのMacintosh Bussiness Unit (Mac BU) は米国時間の21日、同ユニットの公式ブログ「Mac Mojo」で、2008年1月に発売されたオフィススイート「Office 2008 for Mac」のアップデート計画を発表した。配布開始は3月11日を予定、オートアップデート機能とMac BUのダウンロードページ経由で公開される。
Office 2008 for Mac最初のアップデータは、Mac BUのWebサイト (mactopia) およびニュースグループから収集した情報を反映。アップデートの詳細は明かされていないが、発売後に確認された問題点のうち、優先順位の高いものが含まれるという。
一方、バイナリ形式のMS-Office文書をOffice 2008標準形式 (OOXML) 形式に変換する「Open XML File Format Converter Update to Office 2004 for Mac」は、正式公開が延期された。当初はOffice 2008 for Mac発売後の6~8週間後に公開される予定だったが、6月後半にずれ込む見込み。
ブログでは、他のMacintosh関連製品のアップデート計画も明らかにされた。現在β2が配布されているMacからWindowsの遠隔操作を可能にするソフト「Remote Desktop Connection for Mac」は今春、インスタントメッセージングソフト「Messenger for Mac 7.0」は年末に正式リリースされる予定とのこと。