社団法人 デジタル放送推進協会(Dpa)は、19日開催の情報通信政策部会「デジタル・コンテンツの流通の促進等に関する検討委員会」において、ダビング10の運用開始日時が6月2日午前4時予定であることを公開した。

また運用開始までに、受信機録画機の接続テスト(3月予定)、衛星折り返しテスト(4月予定)などのチェックポイントを設け、問題がないことを確認する必要があるとしている。

この日程に合わせる形で、Dpa技術委員会が、ダビング10に関するARIB技術資料(TR-B14およびTR-B15)改定案を策定していることも公開している。

ダビング10とは、Blu-ray DiscやDVD-Rなどのメディアに対して、内蔵HDDに録画したデジタル放送番組の「コピー9回+ムーブ1回」が可能になるという録画の新ルール。総務省情報通信審議会で提案され、電子情報技術産業協会(JEITA)によってこの呼称が定められた