カシオは、スタイリッシュなボディで好評のコンパクトデジタルカメラ「EXILIM ZOOM(エクシリム ズーム)」シリーズの最新モデルとして、撮影シーンを自動で判別して最適な撮影モードを選択する"オートベストショット"を搭載した「EXILIM ZOOM EX-Z200」と「EX-Z100」を発表した。価格はどちらもオープンだが、推定市場価格はEX-Z200が4万3,000円前後、EX-Z100が3万7,000円前後。3月7日より順次発売される。
「EX-Z200」「EX-Z100」共通の特長は、「人物」「風景」「夜景」「夜景と人物」「接写」「動く被写体」の6つの撮影シーンをカメラが自動で判別し、最適な撮影モードを選択する「オートベストショット」機能を搭載すること。また、笑顔の瞬間やブレが止まった瞬間などで自動でシャッターを切る「オートシャッター」機能、顔認識機能も装備する。
仕様もほぼ共通で、有効1010万画素1/2.3型CCD、焦点距離28~112mm相当(35mm判換算)の光学4倍ズームレンズの搭載、23万画素2.7型「高性能クリア液晶」モニターなど。撮影可能枚数は約400枚(CIPA規格)で記録メディアはSD・SDHCメモリーカードを使用。YouTubeに合わせたサイズで記録する動画機能「YouTubeモード」も備える。
「EX-Z200」は上記に加え、CCDシフト方式の手ブレ補正機能を備える。また11.7MBのメモリーを内蔵。サイズは93(W)×55(H)×22.7(D)mm、重さは約119g(本体のみ)。ボディカラーは、シルバー、ブラック、ゴールド、レッドの4色が用意される。発売日は3月21日。
「EX-Z100」は光学式手ブレ補正機構を省略し、購入しやすい価格とした。ブレに対しては感度を高めることで(最高ISO1600)対応する。また、内蔵メモリーは12.1MBとなる。サイズは93(W)×55(H)×21.2(D)mm、重さは約111g(本体のみ)と、Z200よりわずかに薄く、軽くなっている。ボディカラーは、シルバー、ゴールド、ブラウン、ピンク、ブルーの5色。発売日は、シルバー、ゴールド、ブラウンが3月7日、ピンク、ブルーが3月14日。