松下電器産業は、ハイビジョンレコーダー「DIGA」シリーズの新モデル「DMR-BR500」「DMR-XW300」「DMR-XW120」を発表した。発売は、DMR-BR500が3月28日、DMR-XW320/120が3月25日。価格はオープンで、推定市場価格は、DMR-BR500が13万円前後、DMR-XW320が12万円前後、DMR-XW120が10万円前後。
DMR-BR500はBD/DVD/HDDを搭載したシングルチューナーモデル。昨年10月に発表されたDIGAのBlu-ray対応モデルDMR-BW900/800/700は、すべてダブルチューナー搭載モデルであり、今回発表されたDMR-BR500はシリーズのボトムラインとなる製品だ。同社によると「BDレコーダーも、これからは上級機だけでなく、エントリークラス向けの製品も用意することで、より幅広いユーザーに使ってもらいたい」とのことだ。
機能面では、BD-Rへの4倍速書き込みに対応するドライブや、DeepColor、Dollby TrueHD/Dollby Digital Plus/DTS-HDのビットストリーム出力に対応するHDMI端子などは搭載されているが、1080/24p出力には対応していない。なお、搭載されているHDDの容量は250GB。
DMR-XW320/120はDVD/HDDを搭載したダブルチューナーモデル。DMR-XW-320/120は、それぞれDMR-XW300/100の後継モデルとなる。DMR-XW320は500GB、DMR-XW120は250GBのHDDを内蔵する。
従来機種からの変更点は、まず、筐体の奥行きの短縮。従来は313mmだった奥行きを244mmにまで短くすることで、薄型テレビ向けの設置スペースなどに無理なく納めることが可能となった。また、同社の発売するセンサーカメラとの連携にも対応。最大5台までのカメラからの映像を最大400件録画することが可能だ。
3モデルとも、AVC Rec機能により、フルハイビジョン4倍録画が可能。片面1層のDVDメディアに最大で1時間40分のフルハイビジョン映像を記録することができる。また、ダビング10への対応も予定されている。
番組表に「チャンネル別番組表」新たに追加している。最大8日分の同一チャンネルの番組を一覧表示させることが可能となった。