ジャガー&ランドローバージャパンは、ブランド強化のため、フラッグシップモデルであるである「レンジローバー」の呼称を「レンジローバーヴォーグ(Range Rover VOGUE)」に変更すると発表した。また、「レンジローバースポーツ」に自然吸気エンジンを搭載した「レンジローバースポーツ 4.4 V8」を追加し、3月1日より発売する。価格は795万円。
「レンジローバー」は世界的に有名な高級クロスカントリー4WDモデル。快適なオンロード性能と高いオフロード性能を兼ね備えている。従来、4.4L(リッター)自然吸気エンジンの「ヴォーグ(VOGUE)」と、4.2L+スーパーチャージャーの「スーパーチャージド(Supercharged)」の2モデルが発売されていたが、今回の名称変更により、それぞれ「レンジローバーヴォーグ 4.4 V8」「レンジローバーヴォーグ 4.2 V8 スーパーチャージド」となった。価格は従来どおり。
「レンジローバースポーツ」の追加モデルは、4.4L自然吸気エンジンを搭載した「レンジローバースポーツ 4.4 V8」。スーパーチャージャーモデルと合わせて2モデルとなった。エンジンラインナップはレンジローバーヴォーグと同じながら、700万円台という競争力の高い価格とされた。
また「レンジローバースポーツ 4.4 V8」は、コーナリングフォースを察知し、ボディコントロールとハンドリングを最適化する「ダイナミック・レスポンス・システム」、ロールを制御する「テレイン・レスポンス システム」、夜間進行方向に合わせて照射角を自動的に変更する「アダプティブ・フロントライティング・システム」などを装備し、快適で安全な走行を可能にしている。