ビー・エム・ダブリューは、同社が販売する「ミニ」のロングホイールベースモデル「ミニ・クラブマン (MINI Clubman)」の納車を3月2日より開始すると発表した。価格は通常モデルの「ミニ・クーパー・クラブマン」(6MT)が274万円、スポーティーな「S」(6MT)モデルが318万円、オートマチック車は各13万円高となる。
「ミニ・クラブマン」は2007年7月に発表されたモデルで、ミニに対するステーションワゴンモデル。約半年を経て日本でも発売されることになった。3ドア・ハッチバックの「ミニ」に対しホイールベースを82mm、全長を約24cm延長。後席の足元のスペースも約8cm拡大している。乗車定員はミニと同じ4名乗車。また、ハンドル位置は日本で発売されるモデルはすべて右ハンドルとなる。
特徴的なのは、車両右側に追加される「クラブドア」。通常のドアのすぐ後ろに、いわゆる観音開きとなる小さなドアを設け、後席への乗り降りがスムーズに行なえる。ただし、左側通行の日本で乗り降りの頻度が高い車両左側にはこのドアは用意されない。車両の後部ドアは、ゲート式ではなく、左右に開く「スプリットドア」を採用している。