アディダス ジャパンは16日、「東京マラソン EXPO 2008」(2月14~16日)のイベント内「アディダス」ブースにて、「アディダス ランニング共和国」設立記念式典を開催した。式典には、福士加代子(ワコール女子陸上競技部)、増田明美(スポーツジャーナリスト)、市橋有里(ランニングアドバイザー)、浅尾美和(プロビーチバレーボーラー)、清水圭(タレント)、SHIHO(モデル)、白戸太朗(プロトライアスリート・スポーツナビゲーター)、中野ジェームズ修一(フィジカルトレーナー)、金子ひろみ(管理栄養士・料理研究科)らが出席した。

左から白戸太朗(プロトライアスリート・スポーツナビゲーター)、中野ジェームズ修一(フィジカルトレーナー)、金子ひろみ(管理栄養士・料理研究科)、市橋有里(ランニングアドバイザー)、増田明美(スポーツジャーナリスト)、福士加代子(ワコール女子陸上競技部)、浅尾美和(プロビーチバレーボーラー)、SHIHO(モデル)、清水圭(タレント)

「アディダス ランニング共和国」とは、アディダスが設立した一般参加型のランニングコミュニティで、誰でも無料で登録できる。同共和国の"国民"となった登録者は、同社主催のランニングイベントに優先的に参加できたり、プロのアドバイザーによる特別レッスンを受けられるなど、さまざまな"走る楽しみ"を体験できるという。また今回、トークショーに参加した福士、SHIHOらは、このコミュニティの"建国メンバー"。そんな"建国メンバー"たちが、それぞれの経験から得られたランニングへの想いを語った。

福士は、自身初挑戦となった1月27日に開催された「2008大阪国際女子マラソン」を振り返り、「最後は子鹿のようになっていましたが、完走、できましたね。人生観が変わりました。私もマラソンを通してもっと世界を広げたい」と持ち前の笑顔を絶やさずに述べた。

浅尾美和

また浅尾は、ビーチバレー練習中のランニングを「自分の体調のバロメーター」と位置づけているとのこと。「海で練習する前も必ずランニングから始める。その日の体調がランニングでわかるので、(ランニングは)すごい大切な時間」とランニングの重要性を強調した。

SHIHO

SHIHOは、「学生時代は陸上部なんです。ランニングは、自分への挑戦ですね。自分の生活の中にスポーツをする時間を取り入れる習慣を付けることへの挑戦でもあります」とコメントした。さらに「女性はもっとファッショナブルなウェアで走ってもいいかも。もっと色を取り入れてファッショナブルな服装で走るとより気持ちよくなる。そうすれば男の人も注目してくれるかも(笑)」といった提案もなされた。

"建国者"たちは「(同じコミュニティの仲間と)走っているうちに対話できる。距離が縮む感じが楽しみ」(SHIHO)、「1人で走ると辛いと思うときもあるけれど、(このコミュニティに参加して)みんなと一緒に走っているんだと思うと、また走る楽しさが出てくると思う」(浅尾)、「このコミュニティに入ることで、ランニング中にすれ違っても、挨拶できるようになる。皆、それぞれの目的でランニングしているけれど、共通の仲間ができるのはいいことですね」(清水)と語り、本コミュニティのPRも忘れなかった。

市原「共和国のみなさんと走れるのは楽しいですね。自分の経験を通してそんな楽しさを伝えていけたらいい」

「(浅尾、SHIHOらを指し)こんなかわいい女性が走っているところを追い抜くとなったら、自分で勝手にロッキーのテーマとか流しているでしょうね」と清水

このトークの後、ブースに設置された"国籍発行所"なる本コミュニティの登録受付デスクには、多くのランナーたちによる行列ができていた。登録時には、ランニングへの思いをメッセージとして記入する用紙とコミュニティ参加者の証である"パスポート"がランナーに手渡される。ランナーたちの思いが込められたメッセージは、本コミュニティ公式サイトに掲載され、パスポートは今後の同社のイベントに参加する際の証明書となる。ちなみに"建国者"のメッセージは、「世界を広げるモノ」(福士)、「自分の体調のバロメーター」(浅尾)、「自分への挑戦」(SHIHO)といったもので、同会場内ブースに掲出されていた。

壁じゅうにランナーそれぞれの"熱い思い"が込められたメッセージが貼られていた

これがこのコミュニティの登録証となる"パスポート"。登録者は、アディダス ラン ニング共和国特派員として、ベルリンマラソン・ロンドンマラソン・横浜マラソンへ招待されるチャンスも

それぞれに思い思いのメッセージを書き込む。ある女性はマラソンを"人生そのもの"と書いていた。メッセージは日本語以外に英語からハングル語まで、国際性に富んでいる