フォード、外観を一新した新型「エスケープ」発売

フォード・ジャパン・リミテッドは14日、エクステリア・デザインを一新した新型の「エスケープ(Escape)」の発売を開始した。価格は255万円(XLT)と325万円(リミテッド)。

エスケープは、2001年に日本で販売を開始して以来、コンパクトなボディサイズ、クロスカントリータイプSUVとしての高い機能、手ごろな価格により、高い評価を得ているモデル。新型エスケープは、従来の走破性はそのままに、エクステリア・デザインを一新。本格派アメリカンSUVとしての力強さと存在感を高めたとしている。グレード体系も見直され、2.3L(リッター)エンジン搭載の「XLT」と、3.0Lエンジン搭載の「リミテッド(LIMITED)」の2グレード体系となった。両モデルとも価格は据え置かれた。

エクテリアは、ヘッドランプ、フォグランプ、フロントグリル、エンジンフード、フロントバンパーの形状変更をはじめ、多岐にわたる。フロントフェンダーには新たにエアーベントが採用され、テールランプには横長のLEDを採用した。

2.3Lエンジンの「XLT」は、エスケープのエントリーモデルにあたる。ボディがフルカラーとなり、ニューデザインの16インチアルミホイールを装備した。インテリアではニューデザインのブラックファブリックを採用、質感を高めた。3.0Lエンジンの「リミテッド」は、プレミアム感を盛り込んだ上級モデル。今回は外装色にアンビショングレーを追加した。

フォード・ジャパンは、3月31日まで"Road to Freedom"キャンペーンを展開しており、期間中、3車種の新型車や限定車を毎月発表する。今回の新型エスケープは先月の「マスタング」に続く第2弾となる。