オリンパスイメージングは、10mまでの防水機能と、高さ2mからの耐衝撃機能、高い防塵機能を備えたコンパクトデジタルカメラ「μ(ミュー) 1030SW」を発表した。オープン価格で推定市場価格は5万円前後。発売日は3月を予定している。
「μ 1030SW」は、水中撮影が可能で衝撃に強い構造を備えた「μ・SW(ショック&ウォータープルーフ)シリーズ」の最新モデルであり、2007年9月に発売された「μ 795SW」の後継機にあたる。同シリーズは防水機能と耐衝撃機能、防塵機能を持ち、高い堅牢性と気密性を特長としている。μ 1030SWは従来の耐衝撃構造に加え、新開発となるレンズユニットを保護する衝撃吸収機構を装備し、耐衝撃機能を前モデルμ 795SWの1.5mから2mに強化した。
撮影性能もμ・SWシリーズとしては初めてとなる広角28mmからの光学3.6倍ズームを搭載。広大な風景や集合写真、画角が狭くなる水中での撮影に適しているという。また、新モデルでは新たに「水中ムービーモード」も搭載しており動画の撮影が可能。さらには、従来モデル同様、画像処理エンジン「TruePicⅢ(トゥルーピックスリー)」を採用したことで高画質・高精細な画像を実現。顔検出機能も備える。
主な仕様は、1/2.33型の有効1010万画素CCDを搭載。焦点距離は5~18.2mm(35mm判換算:28~102mm)。モニターは2.7型23万画素の「ハイパークリスタル Ⅱ液晶」。内蔵メモリーを約14.7MB搭載し、バッテリーの撮影可能枚数は約260枚(CIPA規格)。サイズは93.2(W)×61.4(H)×21.3(D)mm(突起部を除く)。重量は本体のみで173g。ボディーカラーは、メタルシルバー、メタルブラック、メタルグリーンの3色。
別売りのアクセサリーとして、防水プロテクタ「PT-043」、シリコンカメラジャケット「CSCH-53」、フロートハンドストラップ「CHS-05」などが用意されている。