リンクスインターナショナルは12日、米Antec製のマイクロATXケース「Mini P180」を発表した。マイクロATX向けながら、最大でHDDを5台、光学ドライブを3台搭載可能という高い拡張性が特徴。16日より発売を開始し、店頭価格は24,800円前後となる見込み。

マイクロATXケース「Mini P180」。カラーはガンメタル

サイズは212(W)×436(D)×435(H)mm、重量は9.5kgのスチール製ケース(電源は別売)。同社ATXケース「P180」に似た外観となっており、フロントには新たにeSATAポートも1つ備えた。カラーはガンメタル。ケースファンは、トップに20cmファン、リアに12cmファンを搭載している。

フロントインタフェースはUSB×2とオーディオに加えてeSATAも

トップには大型の20cmファンを搭載。回転数は400~800rpmで可変

ケース内はシステム部と電源部とを隔離した「デュアルチャンバー設計」を採用、排熱ゾーンを分離することで、発熱とノイズを低減した。取り外し可能なHDDケージを2つ搭載しており、上段には3台、下段には2台のHDDを格納可能だが、ケージの代わりにファンを追加することも可能で、冷却性能の強化にも対応できる。

上部にシステム(マザーボード・HDDなど)、下部に電源を搭載する

ケーブルをトレイ裏面に回してすっきり配線することもできる

また、3層構造(アルミ+プラスチック+アルミ)のサイドパネル、HDDケージのシリコングロメット、電源設置面のゴムグロメット、梁のノイズ防止シートなど、共振や音漏れを防ぐ機能も随所に搭載している。