スズキの米国販売子会社であるアメリカンスズキ社(ASMC)は、2月8日より一般公開される米国シカゴオートショーに、中型ピックアップトラック「Equator (イクエーター)」を出品すると発表した。同モデルは日産自動車の「Frontier (フロンティア)」をベースに生産され、スズキにOEM提供される。
「イクエーター」は、スズキが北米市場に初めて投入する中型ピックアップトラック。アメリカンスズキでの販売ラインナップを拡充するとともに、スズキが海外で展開している"Way of Life!"というブランド戦略に基づいたスズキブランドの向上を目指す。日本での発売は予定されていない。
「イクエーター」は2008年10月以降、米国での販売を計画しており、使い勝手に応じて選べる2種類の荷台形状のモデル - 「Extended Cab」(エクステンディッド キャブ)」と「Crew Cab(クルー キャブ)」 - が用意される。2.5L(リッター)と4.0LのV6エンジンが搭載され、駆動方式は後輪駆動と四輪駆動が選択できる。同モデルは日産自動車の北米子会社である北米日産会社のテネシー州スマーナ工場にて生産される。
今回のシカゴオートショーでは、オフロードバイクを積載した「Equator RMZ-4」、ATVを積載しアウトドアでの使用を想定した「Equator Quad (イクエーター クアッド)」、および釣りやウォータースポーツなど水辺での使用を想定した「Equator Quay (イクエーター キー)」の3タイプを参考出品する。