国立科学博物館は特別展「世界遺産 ナスカ展 -地上絵ふたたび」を開催している。開催期間は24日まで。同展は、2006年3月から始まり、全国9会場で総勢85万人を集客した「世界遺産 ナスカ展」の凱旋企画展となる。
見どころは、最先端のデジタル技術を駆使して再現したナスカの地上絵。バージョンアップした今回は、コンドルやハチドリはもちろんのこと、前回紹介しなかった猿や狐などさまざまな地上絵を巨大なバーチャルシアターで鑑賞できる。プロペラのエンジン音など演出効果も凝っており、さながらセスナ遊覧を楽しんでいるかのようだ。
また、ユニークな遺跡も紹介。特に動植物を描いた土器は、現代でも通じるようなあかぬけたデザインとなっており、前展では女性や若者から人気があったとのこと。その他、黒い瞳が残った子どものミイラや、パラカスの墓地から出てきたマントなど、200点ほどのナスカ関連作品を展示する。なお、前回の「世界遺産 ナスカ展」とほぼ一緒だが、作品保護のため「パラカス時代のものとされたミイラ」は展示されない。
入場料 | 一般・大学生1,300円/小・中・高校生500円 |
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開催時間 | 9時~17時。金曜日のみ9時~20時 |
休館日 | 2月18日 |