ビクター、動きに強い新モデル"ハイビジョン倍速液晶EXE"を発表

日本ビクターは、地上・BS・110度CSデジタルハイビジョン液晶テレビ「EXE」シリーズの新モデル「LT-32LC305」(32V型)を発表した。発売は2月下旬で、価格はオープン。市場価格は20万円前後と予想される。

新モデルの最大の特徴は、W-XGA(1366×768画素)パネルでありながら、フルハイビジョン(1920×1080画素)倍速モデル用に開発された「フルハイビジョン倍速液晶ドライバー」を搭載したこと。同ドライバーの高性能化した「動き予測生成アルゴリズム」により、通常の2倍にあたる1秒あたり120コマの最適ハイビジョン映像を表示する。これにより、液晶の残像感の原因である「ホールド表示時間」を半減させ、スポーツ番組や文字テロップなどの動きの速い映像もくっきりリアルに再現する。また、高画質エンジン「倍速GENESSA(ジェネッサ)」の画像処理能力も向上している。

ワンランク上の音場を実現する「MaxxAudio(マックスオーディオ)」を装備。部屋の明るさと映像ソフトの内容に応じた最適な画質と音質を6つのモードから選択できる「明/暗ボタン」も搭載するなど視聴の快適性が高い。

主な仕様
表示画素数	1366×768×RGB3
パネル輝度	500cd/m2
サイズ(スタンド込み)	800(W)×592(H)×245(D)mm
質量(スタンド込み)	14.6kg
消費電力	149W
入出力端子	HDMI×3/D4×1/コンポーネント×1/ビデオ入力×3/LAN×1/光音声×1/モニター出力・電話回線(2400bps)・ヘッドホン端子