LiMo Foundationは4日、Linuxベース携帯電話用プラットフォーム「LiMo Platform」のAPIセットをβ公開した。デベロッパはこのAPIセットを利用し、C言語またはC++言語を利用してミドルウェアコンポーネントを開発できるようになる。
公開されたAPIの仕様書は、Application Management and Services (AMS) Framework、Application User Interface (AUI) Framework、Data Networking (NET) Framework、Messaging (MSG) Framework、Multimedia (MM) Framework、Telephony (TEL) Frameworkの6種類。すべてPDFとして提供され、LiMoメンバー以外もダウンロード可能。
LiMo Foundationは同日、LiMo Platformの最初のバージョン (R1) を3月にリリースする計画も明らかにした。R1は、LiMoメンバー企業のモトローラとNEC、NTT DoCoMo、パナソニックモバイルコミュニケーションズ、SamsungとVodafoneが現在販売している機種で検証済の技術を結集したものとのこと。LiMo Platformのデモンストレーションは、2月11日から14日にかけてバルセロナで開催される「Mobile World Congress」同団体ブースで実施される予定。