映画『リアル鬼ごっこ』の初日舞台挨拶が2日、都内で行われた。主演の石田卓也を筆頭に谷村美月、大東俊介、柴田一成監督が舞台挨拶に登場した。
写真左から、柴田一成監督、石田卓也、谷村美月、大東俊介。後ろにいるのは、劇中に多数登場する鬼 |
『リアル鬼ごっこ』は累計100万部を超える山田悠介原作の同名人気小説の映画化作品だ。王制が敷かれたパラレルワールドの日本。そこでは、国王により"佐藤"姓の人間のみを捕まえて処刑するという殺人ゲームが行われているのだった。
まずは柴田監督が「"鬼ごっこ"ということで、ひたすら走る映画です。出演者たちもひたすら走ってくれました。このスピード感を楽しんで欲しい」と挨拶。続いて主役の高校生・佐藤翼を演じた石田が「僕らの走りっぷりと、翼の成長を見て欲しい」と語れば、翼の妹・佐藤愛を演じた谷村は「スピード感あふれる作品です。立ち見の人も頑張って見てください」と笑顔。翼の幼なじみでライバルでもある佐藤洋を演じた大東は「人が普段は出せないような気持ちが、極限状態で出ている作品です。それを見てほしい」と熱く語った。
公開日翌日が節分ということで、主演の石田がヒットを祈願して、舞台上で恵方巻を食べるという時間も設けられた。巨大な恵方巻を食べた石田は「これ、大き過ぎるでしょ(笑)」と苦笑しながら恵方巻にトライ。「関西では良く食べるんですよね」という司会者の問いに関西出身の谷村は「食べた事ないです(笑)」と答え、同じく関西出身の大東は「僕は食べましたけど、ここまで太いのは、食べたことないです(笑)」と苦笑した。石田が恵方巻を食べた後には、劇中の鬼も会場に登場。「鬼はうち~、福もうち~」という出演者たちの掛け声とともに客席に豆まきを行い、舞台挨拶を終えた。
(C)2007「リアル鬼ごっこ」製作委員会