ニコンは、手ブレ補正機能を搭載した標準ズームレンズ「AF-S DX NIKKOR 18-55mm F3.5-5.6G VR」と、広角16mm(35mm判換算24mm相当)からの5.3倍ズームレンズ「AF-S DX NIKKOR 16-85mm F3.5-5.6G ED VR」を発表した。どちらもDXフォーマット(APS-C)用のレンズで、発売日は2月22日。価格は18-55mmが3万6,750円、16-85mmRが9万9,750円。
「AF-S DX NIKKOR 18-55mm F3.5-5.6G VR」は、シャッタースピード3段分相当の手ブレ補正機能(VR)と超音波モーターを搭載した標準ズームレンズ。単品発売のほかに新しい「D60」のキットレンズとしても同梱され、D60の標準レンズでもある。DXフォーマットの一眼レフに装着すると、焦点距離約27~82.5mm相当の画角が得られる。ハイブリッド非球面レンズを採用し諸収差を効果的に軽減するという。レンズ構成は非球面レンズ1枚を含む8群11枚、絞り羽枚数は7枚(円形絞り)。フィルター径は52mm。最短撮影距離はズーム全域で28cm。サイズは73×79.5mm、本体重量は265g。
「AF-S DX NIKKOR 16-85mm F3.5-5.6G ED VR」は、広角16~85mmの5.3倍ズームレンズで、DXフォーマット一眼レフに装着すると35mm判換算で焦点距離約24~127.5mm相当の画角が得られる。開発にあたり、ハイアマチュア、プロユーザーなどの広角域の要望から、24mm相当(35mm判換算)の焦点距離、画角83度の本格的な広角撮影を実現したという。小型・軽量ながら、シャッタースピード4段分相当の手ブレ補正機能(VR II)と超音波モーターを搭載する。レンズ構成はEDレンズ2枚、非球面レンズ3枚を含む11群17枚、絞り羽枚数は7枚(円形絞り)。フィルター径は67mm。最短撮影距離はズーム全域で38cm。サイズは72×85mm、本体重量は485g。