ニコンカメラ販売は、コンパクトタイプのデジタルカメラとして、5倍ズームで単3電池に対応した「COOLPIX P60」、および初心者でも使いやすい「COOLPIX L18」「COOLPIX L16」を3月より発売する。価格はいずれもオープンだが、推定市場価格はP60が3万円前後、L18が2万5,000円前後、L16が2万円前後。

COOLPIX P60

「COOLPIX P60」は、有効810万画素と36~180mm相当(35mm判換算)の5倍ズームレンズを備えたデジタルカメラ。手ブレを抑える「イメージセンサーシフト方式手ブレ補正(VR)機構」も搭載する。カメラらしさを重視し、安定して撮影できるグリップや指置きスペースも備える。単3形電池に対応しており、アルカリ電池、オキシライド乾電池、リチウム電池などが使用できる(2本で動作)。ファインダーは電子ビューファインダーとなる。機能としては、顔認識AF、アドバンスト赤目軽減、D-ライティングを装備し、美しいポートレート撮影も可能。ボディカラーはブラックのみ。

P60の主な仕様は、有効810万画素CCD、焦点距離:6.4~32.0mm(35mm判換算:36-180mm相当)、絞り:F3.6~4.5、レンズ構成:7群9枚、撮影距離:レンズ前約40cm~∞(マクロモード時:約10cm~∞)、モニター:約15画素2.5型TFT液晶、電子ビューファインダー:約20 万画素相当0.2型、記録メディア:内蔵メモリー(約12MB)・SDメモリーカード、撮像感度:オート/ISO 80~2000、電源:単3形電池×2本(アルカリ・リチウム・オキシライド・ニッケル水素充電池)他、サイズ:約95.5(W)×63.5(H)×36(D)mm、重さ:約160g(バッテリー、SDメモリーカード除く)。

COOLPIX P60 正面

COOLPIX P60 背面

「COOLPIX L18」と「COOLPIX L16」は、エントリー層向けのデジタルカメラ。L18とL16の違いは解像度とモニターで、L18が800万画素+3.0型液晶、L16が710万画素+2.8型液晶となる。どちらも35~105mm相当(35mm判換算)の光学3倍ズームレンズ、高感度ISO 1600対応、ブレ軽減AE、フェイスクリアー機能、らくらくオート撮影モードなど、簡単に使いこなせる操作性と機能を搭載している。ボディカラーはどちらもシルバーのみ。

L18 [L16] の主な仕様は、有効800万画素[710万画素]CCD、焦点距離:5.7~17.1mm(35mm判換算:35~105mm相当)、絞り:F2.8~4.7、レンズ構成:5群5枚、撮影距離:レンズ前約50cm~∞(マクロモード時:約15cm~∞)、モニター:約23万画素3.0型[2.8型]TFT液晶、記録メディア:内蔵メモリー(約21MB)・SDメモリーカード、撮像感度:オート(ISO 60~1600)、電源:単3形電池×2本(アルカリ・リチウム・オキシライド・ニッケル水素充電池)他、サイズ:約95(W)×61(H)×29.5(D)mm、重さ:約125g(バッテリー、SDメモリーカード除く)。

COOLPIX L18

COOLPIX L16