ソフトバンクモバイルは28日、ソフトバンク3G携帯電話の新製品「かんたん携帯 821T」(東芝製)を発表した。「しんせつ」「かんたん」「みやすい」「安心」をキーワードに、シニアユーザーが使いやすい機能を追求した。販売開始は3月上旬以降。
家族や友人など設定した相手にワンタッチで発信できる「ワンタッチボタン」を搭載するほか、操作キー・ナンバーキーに凸型ドームキーを採用することで、押し間違いをしないよう考慮している。また、着信(通話・メール)の際に、次の操作に必要なボタンを点滅させることで着信を伝える機能「光るお知らせボタン」を搭載する。下筐体の側面は面取りを行い、携帯電話を開ける際に指が掛かるよう設計するなど、随所で使いやすさにこだわった仕様になっている。
画面サイズは2.4インチQVGAで、標準設定でも大きいフォントサイズで表示するなど見やすさについても考慮している。機能面では、196万画素のオートフォーカス対応モバイルカメラ、GPS機能などが利用可能。
そのほか、電話機の操作に不慣れなシニア層が使用することを考慮し、7日間で基本操作をマスターできる教則本を同梱する。教則本は、操作の手順を省かず記載し、操作時の画面や操作に使用するボタンを図や写真で説明するなど、表現にこだわったものになっている。
十字キーやソフトキーなど、メニュー操作や文字入力の基本操作を練習しながらマスターできるFlashソフトも搭載。操作の正否によってチャイムやブザーが鳴るなど、楽しみながら操作練習ができる。カラーバリエーションは、シルバー、ピンク、ブラック、ワインレッド、ブルーの5色。
通信方式 | 国内 | W-CDMA方式 |
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海外 | - | |
サイズ(幅×高さ×厚さ) | 約50×102×17.9mm(折りたたみ時、突起部除く) | |
重さ | 約115g | |
連続通話時間/待受時間 | W-CDMA網 | 約200分/約400時間(静止状態、折りたたみ時) |
GSM網 | - | |
ディスプレイ | メイン | 2.4インチQVGA(240×320ドット)TFT液晶(最大26万色) |
サブ | 1.2インチ(64×64ドット)STN液晶(モノクロ) | |
カメラ | メイン | 有効画素数196万画素CMOS(オートフォーカス対応) |
サブ | 有効画素数32万画素CMOS | |
外部メモリ | microSDカード(最大2GB) | |
カラーバリエーション | シルバー、ピンク、ブラック、ワインレッド、ブルー |