タムロンは、「SP AF70-200mm F/2.8 Di (Model A001)」、「SP AF17-50mm F/2.8 XR Di II (Model A16)」、「SP AF17-50mm F/2.8 XR Di II (Model A16N II)」、「AF18-200mm F/3.5-6.3 XR Di II (Model A14N II)」などの発売日と価格を発表した。「SP AF70-200mm F/2.8 Di LD MACRO (Model A001)」はキヤノン用が3月7日に、ニコン/ソニー/ペンタックス用も順次発売する。価格は10万4,790円。「SP AF17-50mm F/2.8 XR Di II (Model A16)」のペンタックス用は発売が3月7日、ニコン用(AFモーター内蔵)は3月13日発売。価格はどちらも5万7,750円。「AF 18-200mm F3.5-6.3 XR Di II」(AFモーター内蔵ニコン用)は3月7日発売、価格は6万9,300円となっている。

SP AF70-200mm F/2.8 Di LD MACRO

「SP AF70-200mm F/2.8 Di LD MACRO (Model A001)」は、2007年3月に発表した35mm判フルサイズ一眼レフカメラ対応の大口径ズームレンズ。開放F値はF2.8通しとなる。鏡筒にエンジニアリングプラスチックを採用することで、F2.8の大口径ズームレンズながら1150gを実現した(三脚座を除く)。ズームしても本体全長が変化しないインナーフォーカス方式を採用。ニコン用とキヤノン用はフォーカスリングを前後にスライドさせることにより、AFとMFのフォーカスモードを切り替えられる。ソニー用、ペンタックス用は従来モデル同様、レンズとカメラ側でAF/MF切り替え操作が必要となる。

レンズ構成は13群18枚、絞り羽枚数は9枚。本体サイズは89.5×194.3mm(ニコン用)。フィルター径は77mm。最小絞りはF32。撮影倍率は1:3.1(200mm)。最短撮影距離はズーム全域で95cm。着脱可能なアルミ製三脚座を備え、花形フードが付属する。

SP AF17-50mm F/2.8 XR Di II (Model A16) ペンタックス用

SP AF17-50mm F/2.8 XR Di II (Model A16 II) ニコン用

「SP AF17-50mm F/2.8 XR Di II (Model A16)」はAPS-Cサイズ相当デジタル一眼レフカメラ専用の軽量・コンパクトな大口径標準ズームレンズ。キヤノン用、ニコン用、ソニー用は既に発売済み。今回はペンタックス用(Model A16N)と、AFモーター内蔵ニコン用(Model A16N II)が追加される。レンズ構成は13群16枚で、絞り羽枚数は7枚。最短撮影距離はズーム全域で0.27m、最大倍率は1:4.5。フィルター径は67mm。本体サイズは73.8×83.2mm、重量は440g。花形フードが付属する。

AF18-200mm F/3.5-6.3 XR Di II MACRO (Model A14N II) ニコン用

「AF18-200mm F/3.5-6.3 XR Di II MACRO (Model A14N)」はAPS-Cサイズ相当デジタル一眼レフカメラ専用の高倍率ズームレンズ。ニコン製のAPS-Cサイズデジタル一眼レフカメラに装着すると35mm判換算で27~300mmをカバーする。レンズ構成は13群15枚で、絞り羽枚数は7枚。最短撮影距離は0.45m。最大倍率は1:3.7(200mm時、最短撮影距離0.45m)。フィルター径は62mm。本体サイズは73.8×83.7mm、重量は405g。花形フードが付属する。