三菱自動車は、3月4日から16日まで、スイス・ジュネーブのパルエクスポで開催される第78回ジュネーブ国際自動車ショー(Salon International de l'Auto in Geneva)で、スポーツハッチバックのコンセプトカー「Prototype-S」を参考出品する。
「Prototype-S」は、2007年に同社が発表した「ランサー」(日本名:ギャラン フォルティス)などのスポーツセダンをベースに、欧州でニーズの高い、5ドアスポーツハッチバックとしたモデル。
外観は、同社が得意とするフロント台形グリルと逆スラントノーズを組み合わせたフロントマスクが特長。全体はワイド&ローのプロポーションとし、非常に力強くスポーティなフォルムとした。
メカニズム面では、北米国際自動車ショーで発表した「ランサー ラリーアート」と同様、新開発の2L(リッター) 連続可変バルブタイミング機構付きの4気筒ターボ付きエンジンで、最高出力177kW(240PS)、最大トルク343Nm(35kgm)を得つつ低燃費を実現している。駆動系はフルタイム4WDと高効率なツインクラッチトランスミッションを組み合わせている。